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マーシャ・ブラウン
今日またゲームのことで、上の子にくだくだと説教をした。 子どもの友だちのことを悪くいいたくはないが、どうもその子と遊ぶと外に行きたがらなくて、家の中でだらだらとゲームをしたり、せいぜいマンガを読むような遊び方しかできないらしい。 学校では勉強もできて、マラソンも早くて、よその家に行っても礼儀正しいよくできた子なのだけど、同居してるおじいちゃんが教育じじ(?)で、自分は自転車に乗って孫をマラソンさせたり、将棋クラブに通わせたりしてるらしい。 塾にもたくさん通って、疲れてるんだろうと思う。 コウはその子とは気が合うらしい。 そんなにゲームがしたいのか。そんなに他に遊ぶ子がいないのか。怒られてもその子と遊びたいのか・・・ 仕方がないのかなーと諦めそうになるが、くだくだと話しているうちに、 ああ、やっぱりダメだよ と思った。 それで説教の締めに持ち出してきたのが、この絵本。 私が小学校3年生のとき、妹が幼稚園の卒園記念か何かでもらってきて、意味はよく分かってなかったのだろうけど、好きだった。(「常盤平幼稚園」といって、とてもすばらしい幼稚園だった。) 私のバイブル。 「センス・オブ・ワンダー」の世界にとても近い。 谷川俊太郎の訳がとてもいいのだけど、実は絶版になってる。 で、なんでこの本か、というと、 自然はテレビやゲームと違って、こちらから働きかけなければ語りかけてくれない。 ただそこにあるだけ。(そこが本も同じ) そこから何を読み取り、おもしろいと感じ、心踊らせ、興味をもつか はすべて自分次第。 その、読み取ったり、おもしろいと思う感性を育てなければ、人生をおもしろく生きることのできる人間にはれない、と思う。 人生は、与えられた課題を「正しい」方法でクリアしていけば、答えに行きつけるような単純なものではないから。 おもしろいことは与えてもらうものではなく、自分で見つけだすものだから。 子どものときに外で遊ばなくて、そういう力を養うことなど、いつできるだろう。 「クリア」していく快感も一方では根源的なものなのだろうから、絶対やっちゃだめ、というつもりはないが、ずっとそれだけで放課後の貴重な自由時間をつぶしてしまうようではもったいなすぎる。 外の世界で、いろんなことに触れてほしい。 まあでも、自分でそのことに気がつけなければ、やめられるようにはならないのだろう。 それまで気長につきあうしかないのかなー。 でも私は負けないゾ。言い続けるからね。 マックが帰ってきたので、繋がったら、本の写真もアップします。 原文のが売ってるようなので、機会があったらぜひ見てみてね。多分絵本なので、英語難しくないと思います。
by kourin-mama
| 2005-06-03 23:45
| 読書ノート
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