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このところこのブログ、書きたいことは色々ありながら更新が滞っていたのだが、ご訪問下さっていた皆さんに感謝!!です。
夏休みに入り、子どもが2人ともキャンプに出かけ、今日は本当に久しぶりに、自分のためにごはんを作り、ゆっくり食べた。 一昨日は子どもネットと一緒に行った食育の企画、昨日は生活クラブのお隣の支部が主催した食育の企画に行ってきて、「食べる」ということに関して、色々と思うところがあった。 常々感じてきたことなのだが、マクロビオティックは、基本的に玄米菜食、身土不二、粗食といったところは大賛成なのだけど、若干引っかかる部分がある。きちんと勉強した訳ではなく、聞きかじった程度なのだけど。 先日、図書館でどっさり借りてきた、マクロビオティック系、自然食系、天然酵母や雑穀、色々な粉を使ったパンやお菓子の本などをパラパラとめっくて見ていてはたと思い当たったことは、マクロビオティックというのは「病時食」なのではないか、ということ。 「現代人はみんな病気」という、強引な解釈をするという方法もあるかもしれないが、私はアトピーや喘息、アレルギーなど何らかの病気が出た時にマクロビオティックの食事に切り替えてみるというのは1つの方法かもしれないという気がする。 ただ、レシピ本で揚げ物がよく登場することや、コクのなさを補うために塩気が濃くなりがちなことなどが気になる。 病気ではないという場合には、少量の動物性タンパク質でコクを出し、塩気や油分を控えた方が賢明ではないかなぁ、と思う。 人間のもともとの消化能力からしても、動物性のものが全く摂れないという構造になっている訳でもないし、現代的な生活をしていたら、あっさりした菜食だけでは物足りなくなって、油分などでそれを補おうとしてしまうのではないかと思う。 だけど、揚げ物だって、肉食に匹敵するくらい「ごちそう」なカテゴリーに入れていいはずで、常食するものではないと思う。 昨日の食育の講師に伺ったところ、「マクロビオティックはよほどきちんと行い、大量に雑穀を食べないと、ビタミンB12(かなにか)が不足して、悪性の貧血になることがある」と言っていて、なるほどと思った。 動物性タンパク質の量は、多分思ってる以上に少量でいいし、お肉などはもしかして年に数えるほどの回数でいいものかもしれない。卵や牛乳なども、むしろ薬というくらいの感覚で、栄養食として時々少量食べるくらいが、完全に体に吸収されていいのかもしれない・・何の裏付けもないあくまで直感だけど。 そういうことを考えると、結局食べることだけの話ではなくて、もっと体を動かして働き、いつでも冷蔵庫を開ければ、あるいはすぐそこの店に行けば、なにかしら食べるものがあるという状況ではなく、自分で汗して地を耕し、それを調理しなければ食べることはできない、それをゆっくり噛んで感謝して食べる、という生活の中にこそ、 本当の意味での「自然食」があるのではないかという気がする。 とれたての素材ならば、レシピなどない調理以前の本当にシンプルな食べ方で十分においしい。体を動かした後ならばなおのこと。 体が必要なものを必要なだけ食べられるような、センサーを持てたらいいなと思う。 今は体ではなく、目が欲するものや、慣れ親しんだ味にほっとするものを求めてしまっているのだと思う。 体の欲求に答えられるような、調和のとれた生活ができるようになりたいものだと思う。
by kourin-mama
| 2006-07-26 12:46
| 食べること
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