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食べること、着ること、住まうこと。それらは、まず生物としての、生命維持の、生きることの基本的な行為であり、人間としての文化的な行為でもあり、また社会の中に生きるものとしての経済的行為でもある。
生活クラブの活動の中で得た最大のものとは、私たちは、個人的な行為を超えて、社会人としての、また経済に組み込まれた消費者としての、日々の、ある意味細々した私たちの行為が及ぼす影響について知り、それが世界を動かす力になっていること、私たちに与えられたその力をきちんと使うことを考えなければならないのだ、ということに気づかされた、「社会的な目」を見開かされた、ことではないかという気が今はしている。 スタッフが(生活クラブの)「布教」に熱心な自らを揶揄して「宗教」的と言うが、中身は宗教ではなく、「政治」的なのだ。 それは、始めから人に備わっているものではなく、経験と学習を通じて習得されるべきもの。 「親」が、始めから親であるのではなく、子どもと共に「成長」するのと同じように、私たちも社会の中で「市民」としての「成長」をとげなければ、民主的な社会は維持できないのではないだろうか。 主婦という社会的によりどころのない立場の人に、強制ではなく個人の意志で関わることができ、学習の機会を与えてくれ、成長を促してくれるシステムを持っているという点で、生活クラブはやっぱりたいしたものだ、と私は思う。
by kourin-mama
| 2007-02-09 23:07
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